伝説上の神獣「玄武(げんぶ)」をイメージして染めたジーンズです。遠い昔の京都の町では四方を神獣が守護していたと言われています。その北方を守護した神獣が玄武です。尾が蛇になった亀という風に表現されることが多いです。
今回はそのイメージを具現化する為にウコン(黄色系染料)とシブキ(茶色~緑色系の染料)という草木染料をあえてムラになるように染め重ね、さらにその上から墨でも染めました。仕上がりの色として、暗い灰色味の黄緑色の意味を持つ海松(みる)色という呼び方がしっくりくるかとは思いますが、ムラの表現もあいまって複雑な色彩となっています。また、そのムラ感が、平面の生地にも関わらず奥行きや立体感を感じさせます。